FX独立支援ブログ

日々のファンダメンタルズを独自の視点から分析し、トラリピを活用しながら負けないFXを追求します!

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さ迷える20代 完結編

「いったいお前は何がしたいのや?」
(分からない・・けど自分で何かをしてみたい・・・)
「独立?」
(かもしれない・・組織に属して企業の駒になるのはもう嫌や!)
「でもお前に何ができる?」
(う~ん・・・)
「お前法学部やったんちゃうの?」
(そう言えば入学当時は弁護士になる言うてたな~)
「何かの士業目指せや!」
(でもノウハウがないぞ・・・)
「なら簡単や!どこかの事務所に勤めてノウハウ盗んで独立や!!」

おぼろげながら未来への方向性が見えてきた。
もうそれしか自分の夢を叶える手段がないような気がしてきた。
でも無資格者で雇ってくれる事務所があるかどうかが問題だろう。
そう、私の30代の旅はまだまだ始まったばかりだった・・・・・
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さ迷える20代 転職編⑧

 出来れば今度は次の職場を見つけてから退職したかったので、私は先ずインターネットのリクルートナビキャリアNEXTに登録した。登録するやいなや続々とスカウトメールが届くようになったが、やはり過去の職歴をうたっているのでほとんどが住宅業界だった。ごく稀にこんな大手が?というところもあったが、自分の意見の通らない大企業はもうこりごりだ。私は日々の業務の合間をぬって就職相談会や企業説明会を聞きに行ったりした(ごめんなさい)。でも自分の希望にあった職場はなかなかないものだ。もう失敗は許されない。いっそのこと公務員でも目指そうかとも思ったが、今よりもっと安定して面白くなくなりそうだ。

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さ迷える20代 転職編⑦

 そうこうしているうちに私はとうとう大台の三十歳の誕生日を迎えた。面白くない人生だった。ふと、「これでいいのか?」と疑問を感じる日が多くなってきた。「このまま定年を迎えて細々と老後を過ごすことになるのか?こんな形で三十歳になるとはやっぱり俺は平凡人間なんやなぁ~」そう考えると住宅営業として走り回っていた時代が懐かしく思えてきた。「あの頃は走ってたよなぁ~結局俺は安定をとってしまったのか。男としてこの世に生まれたのに何の生きがいもない。何の為に俺は生まれてきたんやろ?」悩み続けた上での結論。それが、再転職だった・・・
 不満がないのに転職するほど勇気がいることはない。不満がないのが不満とはなんとも贅沢な悩みだろう。でも他人がどう思おうと、安定よりお金より「生きている証」を私は手に入れたかった。がむしゃらに走り続ける男で在りたかった。

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さ迷える20代 転職編⑥

 一から十まで営業マンがしなければならない住宅営業と比較すると何と楽なことか。言葉は悪いかもしれないが、営業の役割は新規開拓を求められるわけでもなく、来る日も来る日も決まったところに行って仕事をもらってきては派遣の子にやらせるだけ。修羅場をくぐってきた私にとってはかなり拍子抜けだった。こんな営業あり?と思った。実際この職場での経験で特筆すべきことはほとんどない。特に数字に追われることもなく普通にやっていれば評価された。逆に新しい事にチャレンジしようとするとストップをかけられてしまう。保守的な会社だった。ただし従業員80名ほどの会社だったにもかかわらず、システムは最新設備を完備していた。最新型のパソコンを導入したり、毎月一回CS(顧客満足)会議をしたり、人事考課についても講師を招いて研修したりと、かなり画期的で進んだ会社だった。会社全体の売上も利益も安定していて、給与面(賞与含む)も前職よりは下がったものの業務量からいって妥当な線だと思っていたし、とりたてて不満はなかった。努力しなくてもそこそこの暮らしができるのであればそれでいいかと考えるようになっていた。本当に人間というものはどうしてこうも楽な方に流されてしまうのだろうか?

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さ迷える20代 転職編⑤

 第二の会社ではルート営業が中心だった。得意先であるハウスメーカーに毎日顔をだしては主力商品であるヌック(床暖房)、カワック(浴室暖房換気乾燥機)、ガスヒーポン(マルチガスエアコン)を売り込んでくるというわけだ。とは言ってもハウスメーカーはあくまでサブユーザー。エンドユーザーはハウスメーカーのお客さんということになるので、エンドユーザーと直接打合せが難しい分とにかく設計変更が多かった。そのたびごとに図面を書き換え見積もりの出し直し。多い日には5件ほど見積もりを依頼されるケースもあり、またそれがすべて翌日までということにでもなれば徹夜になってしまう。というわけで、営業マンには派遣の女性スタッフがつくというシステムになっていた。私は即戦力として採用されたので、すぐにアシスタントの女性をつけてもらった(別に私専属ではないのだが事実上見積もり件数が一番多い私の専属みたいなものだった)。丁度、派遣の子も私の入社後すぐに入れ替わったので、いきなり私は中間管理職のような立場になった。

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